2017/11/07 公開
アルミ素材と革をうまく使い分けた耐熱保護具
耐熱素材としては様々なアルミ素材が有効です。しかし、有効なのは間違いないのですが大変高価な素材となってしまうため、使いたいけど使わないというご意見もよく耳にします。
今回のユーザー様の作業工程では、熱源が手の甲側にあるため全体的にアルミ素材によって熱を反射させる必要がないとのことでしたので、手の平側全てを牛床革にて耐熱手袋を作りました。
手の平だけ素材を変更することはよくあることですが、袖の素材も半分づつ変えて作ることは少し珍しいことですが、カミキの製造工程においては何も難しいことではありません。
こうすることで、耐熱保護具としての機能はしっかり守りながらも、費用面ではグッと抑えることが可能です。必要な対策を必要な部分にだけ行うことによって無駄を省くことができるのです。
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