2017/10/16 公開
デニム胸前掛を牛床革で補強
軽作業で帆布やデニム製の前掛を使用している作業現場から、よく依頼を受けるカスタムパターンを紹介致します。
同じ工程で作業をしていると、どうしても同じ場所に負荷がかかるため、同じ場所にばかり穴が開いてしまいます。その箇所をどうにか補強したいとのご要望です。
今回はいつも胸部分が摩耗して破れてしまうデニム胸前掛のユーザー様用に、画像のような牛床革による補強を行いました。
糸はケブラ糸を使い糸切れも防止しています
補強部分の革はデニム胸前掛のサイズに合わせて調整しています。革の裁断は、型を作った後に手切りしていきます。そのため、どんなサイズでもご要望通りに補強をすることが可能です。もちろん革以外での補強もできるので、補強したい部分だけ生地を二重にするカスタムパターンも非常に多いです。
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